OUTLINEBUSINESS MODEL/FOCUS AREAS
ビジネスモデル・注力分野
「リース」という名前は聞いたことがあるけれど、中身はよく分からない。そういった方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、私たちの主力のビジネスモデルであるリース事業を紐解きながら、注力している分野や今後の未来についてお伝えします。
WHAT IS
LEASING BUSINESS?
そもそもリース事業とは?
- リース・
割賦 - 例えば、工場に大きな機械設備が必要になったとします。直接メーカーから購入するという方法が一番スマートですが、あまりにも莫大な資金が必要になるため、企業の財務状況を圧迫してしまうことになります。そこでよく選ばれる方法がリースの中でも最も一般的な「ファイナンスリース」という手法。欲しい機械設備をリース会社が購入し、それを毎月一定のリース料金を支払うことで借りて使用するという方法です。こうすれば、自社の資金を減らすことなく機械設備を使用でき、戦略的に企業価値を向上させることが可能。銀行からの借入枠を温存できるため財務戦略上のメリットが大変大きくなります。
また、リース会社は金融庁の管轄ではなく、経済産業省の管轄となるため、お客さまの要望に合わせた幅広い提案が可能となります。
BUSINESS FIELD
事業分野
私たちは柔軟性・機動性を持ちながら、
「モノ」に関わるビジネスを中心に
事業を拡大してきました。
そして、現在は以下の4つを柱として、
お客さまのニーズに対する
的確なソリューションの提供に力を入れています。
- DOMESTIC LEASE
- 国内リース事業
大手企業から中小企業まで、国内における幅広いお客さまに対して、リースによって多様なソリューションを提供。資金調達や費用の平準化に利用できるファイナンスリースや、支払総額を低減できるオペレーティングリースなどがあります。
- REAL ESTATE/ENVIRONMENTAL ENERGY
- 不動産・環境エネルギー事業
不動産事業では、不動産物件に対し資金面でサポートし、直接取得が難しい物件でもリースモデルとして提供しています。また、環境エネルギー事業では、再生エネルギー分野の開発に携わり、金融面や運営面にてソリューションを提供しています。
- FINANCE
- ファイナンス・投資事業
当社からのファイナンスを通じた設備資金などの直接の支援に加え、「みずほキャピタル」と連携することで、スタートアップ企業へのファイナンスを提供しています。また、事業継承やM&Aのファイナンスサポートも行っています。
- OVERSEAS AIRCRAFT
- 海外・航空機事業
現地法人間のリース提供に加え、日本と外国間をつなげるクロスボーダーファイナンスを提供。企業の海外進出・販売拡充の支援を行っています。また、航空機事業では、1982年に航空機ファイナンスを開始以降、機体担保ローンやオペレーティングリースなど広くビジネスを展開しています。
BUSINESS STRATEGY
ビジネス戦略
みずほグループをはじめとした
各社とのアライアンスに加え、
注力分野への様々な取組みや
M&Aなどのインオーガニック戦略により、
今後、私たちのビジネス領域を
拡大・多様化していきます。
- アライアンス戦略
- みずほグループ内との連携によるこれまでにないソリューションを提供。丸紅グループとは、主に海外を中心に共同事業を推し進めるとともに、リコー、リコーリースとは、ベンダーファイナンスの推進や、双方が強みを持つ領域における連携テーマも進めています。
- 注力分野における取り組み
- 国内有数の超大型不動産を取得するファンドへの出資。再エネ事業への参画。サーキュラーエコノミーの実現に向けたプラットフォーム構築など、各事業分野における既存領域の拡大と新たなビジネス領域創出に取組んでいます。
- インオーガニック戦略
- M&Aや資産買取などは、事業基盤の拡充、収益力向上を図る上で有効な手段の一つとして捉えています。2019〜2022年度における投資額は1,500億円規模。不動産、グローバル、航空機などの分野で展開し、自社の成長を力強く牽引しました。新中計においても、既存ビジネス分野や成長分野での新たなビジネス創出を目的とし、1,500億円規模の投資を想定しています。