FUTURETHE FUTURE ONLY
WE CAN CREATE
みずほリースだからできる未来
次の未来へ希望をつなげていく、
これまでを活かした、これからを
今、人々は何を求めているのか。企業はどんなことを実現したいのか。
革新的な技術が生まれる中で、世の中の声はどんどん変わり続けています。
では、新しい課題に対してみずほリースは何ができるか。
その答えを見つけ、形にしていくイノベーション共創部の3名に、これから先の未来の話を聞きました。
- 鈴木 辰弥
- イノベーション共創部 次長
2006年入社(総合職)
- 笠原 直人
- イノベーション共創部 部長代理
2005年入社(総合職)
- 古川 龍
- イノベーション共創部 部長代理
2008年 キャリア入社(総合職)
01新しい挑戦への必然性
- 笠原
- 私たちが所属するイノベーション共創部は、みずほリースとして新しい取り組みを進めていくために2022年4月に設立された部署です。それまでも各部署で新規事業を考えていく動きはあったのですが、既存の業務と並行して行うよりも、新規事業専門部署として立ち上げた方がいいということで設立されました。
- 古川
- そして、2023年4月のタイミングで、私たちも参画することになりました。私と笠原さんは、直前は営業支援をする部署に所属していました。全国にある営業部店が新しいリースのスキームなどを検討する時に、サポートをするといった部署です。その部署が組織改編によっていくつかのチームに分かれ、そのうちの一つがイノベーション共創部に統合されました。
- 笠原
- だから私たちはそのままスライドする形での異動となりましたが、鈴木さんは2022年度までシンガポールにいましたよね?
- 鈴木
- そうです、みずほ銀行のシンガポール支店に出向し、アジア・オセアニアをフィールドに銀行とリースの連携を推進していく仕事に携わっていました。まだまだやりたいことはあったのですが、このタイミングで戻ってきました。
- 古川
- 海外では、まだまだリースの伸びしろはあったのではないですか?
- 鈴木
- 確かに新興国などはこれから経済が伸びていく中で、市場はどんどん広がっていくと思っています。一方で日本に目を向けて見ると、これまで通りのリースをしているだけでは、いずれ頭打ちになってしまうという印象がありました。それを乗り越えていくための新たな収益の柱をつくる、海外ビジネス同様、非常に挑戦しがいがあると感じています。
- 笠原
- 鈴木さんの言う通り、私たちの世代で次の柱をつくっていければもっと強い企業になれると思います。特に今は変革の時代で、社会構造が大きく変わっていく中で、新たなビジネス機会が増えていますので、この機を逃す手はないですよね。
- 古川
- 社会課題の解決に資する事業ができれば、一気にビジネスは広がっていきますからね。また、今は業界の垣根がどんどん低くなってきており、異業種でもリース事業に近い事業をやっているので、私たちが新しいことをはじめるのは必然的であるなと思います。そして、これまで培ってきたノウハウと様々なつながりがあるからこそ、私たちにしかできないことがあると考えています。
02つながりの
中心的存在として
- 古川
- 新しいことをはじめようと考えた時、私たちの強みの一つとしては、みずほフィナンシャルグループの一員というだけでなく、商社系であるみずほ丸紅リース、メーカー系でいうとみずほ東芝リースやリコーリースなどをグループに有しており、幅広いネットワークが挙げられます。そうしたつながりから、私たちだけでは考えつかないようなアイデアが生まれます。
- 鈴木
- まさに「共創」ですね。さらにみずほリースは従業員の数が大企業ほど多くなく、皆の顔が見える規模感ですし、小回りがきき、スピード感を持ってやっていけることも強みになるでしょうね。
- 笠原
- 新しいビジネスには答えがないので、色々な意見が集められるのはいいですよね。新事業をはじめる時、ユーザー、メーカー、商社など、様々なお客さまと関わっているみずほリースは、事業のハブになれる存在だと思います。スタートアップ企業との接点も多く、新たなサービスや知見を日々得ることができますし、刺激を受けていますよね。
- 鈴木
- 加えて、私たちは「届け方」を提供できる企業と言えると思います。製品・サービスはあるけども、ユーザーへの提供の仕方に頭を悩ませている企業様は多いのではないかと思います。私たちにはリースをはじめとする様々なファイナンスメニューがありますし、新しい仕組みを生み出す力もある。だからこそ、多様な企業様との共創が高いレベルで可能になり、おもしろいことを実現できるのだと考えています。
- 古川
- そうした中で、これまでに私たちが携わってこなかった分野で、かつこれから社会に必要になることを生み出していこうと、私たちは日々活動しています。キーワード的なものを挙げると、メタバース、ライフサイエンス、宇宙、ロボティクス、蓄電池といったところでしょうか。
- 笠原
- そのあたりの取り組みは、まさに今の時代を象徴するもので特徴的なものだと思います。
03「社会が求めている」
新しいことを
- 古川
- 鈴木さんは、イノベーション共創部の中では、かなり色々な取り組みを考えていますよね。宇宙などはどうなのでしょうか?
- 鈴木
- 宇宙事業は2030年に宇宙ステーションを民営主体に移行しようとするなど、今、まさに変遷の時だと感じています。誰もが宇宙へ行ける時代はそう遠くないのかもしれません。一般の方が宇宙に滞在することが増えれば、例えば、生活必需品や日用品、より快適な滞在環境をつくるためのモノなどが必要になります。そういったモノでもその都度宇宙に打ち上げようと思うと、それだけで相当な費用がかかるのですが、それを私たちがまとめて所有し、サブスクリプションで提供できれば、宇宙がより身近なものになるかもしれません。
研究のための機器などもそうです。宇宙で使う研究機器は、研究をする人が持つ必要はないですし、そこにリースが入れば違うことに研究費を充てられる。そのような取り組みを共創パートナーと一緒に議論しています。
- 笠原
- 確か鈴木さんは宇宙以外にも、メタバースやネイチャーポジティブにも取り組んでいますよね?
- 鈴木
- メタバースは、色々なことが考えられておもしろいですよ。様々な企業がメタバースの活用可能性を考えているものと思います。たくさんのビジネスチャンスがあるような気がしていますね。また、ネイチャーポジティブに関しては、グローバルにその重要性が叫ばれる中で、各企業、今後具体的にどういうアクションを起こすべきなのかすごく悩まれているのではないかと思います。私たちが山林を保有することで、こうした課題をサポートできないか。そういった仕組みを考えていたりします。環境というくくりで言えば、笠原さんが取り組んでいる蓄電池も大きなビジネスになりそうですよね?
- 笠原
- 世界中が進める脱炭素化を実現するためには、特に再生可能エネルギーを効率的に活用する手段として蓄電池の価値はもっと高まっていくと考えています。例えば太陽光発電から得られる電力の内、日中で使い切れない分は捨てられてしまっていることもあるのです。そこに蓄電池を私たちの資産として保有し、サービスを提供するビジネスができれば、大きな社会貢献につながっていくと考えています。また、動く蓄電池といわれるEVを普及させる取り組みも重要です。新品の蓄電池はまだまだ高価なものですが、EVのリユース電池を用途に応じて安価に提供するなどして、世の中にもっと蓄電池を普及できないかということも考えています。
- 鈴木
- 環境で言えば、古川さんが携わっているサーキュラーエコノミーも再利用ということでは、社会的な貢献度が高いですね。
- 古川
- そうですね。リース事業はメーカーからモノを買って貸すまでが注目されがちなのですが、使い終わった後にきちんと回収をして、適正に処理をするところまで昔からやっていました。そこにサーキュラーエコノミーという仕組みをうまく導入できれば、さらにビジネスが広がっていくと考え、様々な取り組みを進めています。
04想像、多様性、持続可能、
アイデア、イノベーション
- 古川
- お二人は新しいことを考える時に、何を軸にしていますか?
- 鈴木
- 一つは、やはり社会課題にフォーカスするということです。世の中の人が具体的に何に困っているのだろうと深く想像することを大切にしています。私たちにできそうだからやる、のではなく、誰かが困っているからやる。それに対して、みずほリースとしてどういう価値が提供できるのだろうと誠実に考えて、私たちだけでは足りない部分を埋めてくれる協力者を探すという形です。
- 笠原
- なるほど、共創部の肝ですね。私は、【何でも自分事として捉えるということ】と、【こだわりを持つこと】を大切にしています。そして、【多様性】ですね。共創部はまだ大きな実績があるわけではありません。でも、だからといって、「あれができなかったら、しょうがないよ」という形で終わらせたくありません。進み続けるためには、この3つが非常に重要かなと思います。
- 古川
- 確かにその通りだと思います。一方で私は、サステナブルな点を大切にしています。自社、お客さまだけでなく、環境、社会にも配慮した事業でなければ、持続可能な世の中にすることはできません。それを実現するためには、笠原さんが言う多様性がますます重要になると考えています。
- 笠原
- 様々な人がつながることで、イノベーションは生まれますからね。そのような環境でこれから入社される方には、思いきった挑戦をしてほしいと思います。
- 鈴木
- みずほリースは安定した基盤があるので、思いきって挑戦ができると思っています。社風としても挑戦は推進していますからね。かけがえのないつながり、多様性、これまで培ってきたビジネスのノウハウ、それらに新鮮なアイデアが加わり、またひとつ、みずほリースにしかできないことが生まれるのを楽しみにしています。
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