みずほリース

INTERVIEW 05営業部門 インベストメント本部

昨日の足跡は、
今日から目印になる。
さぁ、次へ行こう。
みずほリースは
リースで終わらない。

小田 峻也
戦略投資部 部長代理 ※取材当時
2007年入社(総合職)
商学部卒

これまでに、情報機器の販売金融営業、
福岡支店での地方営業、大企業向けの営業を経験。
複数の部署を渡り歩いてきたのは、
興味のアンテナが反応したからだった。
約16年という歳月が過ぎても、
歩き続けるその姿勢は、変わっていない。

01 WORK現在の仕事内容

これまでに、旧情報機器営業部(現DXビジネス営業部)、福岡支店、コーポレート営業二部を経験し、現在は戦略投資部に勤務しています。2020年に新設された戦略投資部は、当社の「エクイティビジネス(企業に対する出資)」を担っており、スタートアップ企業に対する直接投資やベンチャーキャピタルファンドやバイアウトファンドへの投資などを行っています。リース取引を通じての収益獲得ではなく、株式の取得と売却によって利益(キャピタルゲイン)を獲得する部署であるため、以前まで所属していた部署とは異なる視点を持ち、「その企業が長期的にどう成長していくのか」を見て、投資判断をしなければなりません。それに伴い、契約書や条件の交渉もこれまでと異なってくるなど、新しい領域での難しさと、今でも新しいことを学べるという面白さを感じています。

02 REWARDING WORK仕事のやりがい

スタートアップ企業への出資では、いかにして出資先が企業価値を増大させていくかによって、私たちの収益が決まってきます。そのため、みずほリースの営業スキームの中で培ってきた販売戦略や、これまでの営業としての経験を活かしながら、投資先を見極めていくことが非常に重要です。企業の経営者様とお会いして、その方の明確なビジョンを知り、そのビジョンをやり切っていただけるかどうかを基準に投資判断を下し、それが成約に至った際には大きなやりがいを感じます。そして、投資に踏み切る際には、これまでの経験の中でも、特に福岡支店で経営層の方々と直接交渉をしていた頃の経験が活きていると感じています。

03 STUDENT EXPERIENCE仕事に活きた学生時代の経験

以前、上司からこんな言葉をかけられたことがあります。「普段からメールや電話で連絡を取って、小田君がどんな人なのか分かってもらえているなら、君が資料に押すハンコには、大きな説得力が生まれるよ」。この言葉は、社内外を問わず、日常的なコミュニケーションを取り続けることの大切さを教えているのだと思います。そして私は、学生時代にアルバイトやボランティアといった学外での活動を積極的に行っていました。そのおかげで、現在の仕事でも楽しんで人と会話することができ、説得力のある提案や資料作成に結びついていると思います。

04 CUSTOMER RESPONSEお客さまの温度

福岡支店での勤務時代に、思い出に残っている案件があります。担当していたお客さまが、当社とのリース契約を締結するかどうか悩まれていたのですが、競合他社と比較すると、当社の方が金額面での分が悪いという状況でした。しかし、お客さまは目先の数字ではなく、今後も長いお付き合いができるかどうかを考慮し、「みずほリースにします」と決断してくださいました。リース業は、サービスの差別化がしづらい一面もあり、数字だけが契約の判断基準となってしまうこともあります。この案件を経て、長期的な目線で考えることの重要性を知り、それが結果として、現在の投資業務にも活かされています。

05 ONE DAY SCHEDULEある1日のスケジュール

9:00

出社して、メールや
業界情報をチェック
10:00
直接投資検討先と
WEB面談を実施し、
検討資料を作成
12:00
ランチ
13:00
ベンチャーキャピタルとの
来訪面談を行い、検討資料を作成
15:00
既存投資先の株主報告会に参加、
報告資料を作成
17:00
スタートアップ関連の
イベントに参加し、
投資候補先や投資家と情報交換
18:00
業務終了

06 VISION今後の目標

今後、従来型のリース市場の成長速度は、徐々に緩やかになっていくと言われています。だからこそ、新たな領域にチャレンジしていくことが必要です。現在、私が担当している投資事業だけでなく、そこから派生して、投資先の企業と共同でビジネスを行うなど、新たな展開にチャレンジできればと思います。そして、リース業界には「規制に縛られにくい」という利点があります。銀行や証券とは異なる、幅広い領域への可能性がある世界で、今後もみずほリースの強みを活かした貢献をしていくつもりです。

07 MESSAGE皆さんへのメッセージ

学生時代のうちから、アンテナを高く張り、何事にも興味を持つようにしておいてください。幅広い世界へと自分を開いて、気になった分野を深掘りするという姿勢が、みずほリースでの仕事につながっていきます。また、当社は皆さんの意識や行動次第で、印象が大きく変わる会社だと思います。私がこれまでに、希望していた地方営業を経験できたことや、当社にとって比較的新しい領域である投資分野に挑戦することができたのは、すべて私の意志によるものでした。実際に入社してみて、身近な先輩をロールモデルとして参考にしながら、自分だけの進む道を探ってみてください。